商品開発ストーリー

 ニュースなどでよく見かける集合住宅などの近隣トラブルの騒音問題。赤ちゃんの泣き声、子供の走る足音などが階下に響き、ご近所トラブルの原因となっていることや、小さいお子さんの食事などで床を汚してしまうことなど、ストレスがきっかけで大声で怒鳴ったり、虐待にまで発展する事もあります。小さい子供は歩くと転んで当たり前、食事をこぼしても当たり前、であれば「高いクッション性や汚れに強い畳」を実現し、様々な育児ストレスを抱えている子育て世代を助けてあげたい。と考えました。従来の畳以上の吸音性と耐衝撃性、そして汚しても丸洗いできること。さらに、デザインカラーも豊富で部屋のレイアウトに合わせて使うことで気分を軽くできます。

畳からTATAMIへ

  出産に対して畳がいいのかフローリングがいいのか選択に悩む例をよく見かけます。畳はカビや虫などの不衛生を心配し、フローリングは冷たさと転んで怪我の心配をされています。でもこの「あなん」があれば防カビ仕様になっているため安心です。 高齢社会、少子社会の日本国内において、高い衝撃吸収・汚れやカビに強く丸洗いできる機能性は「現代の生活により適したTATAMI」です。

快適さの理由


畳表(1層)

デザイン性が高くて耐水性のあるPVC織物の畳表を使用。縁付き畳、縁無し畳、いろんなバリエーションに対応できます。

クッション層(2層)

転んだ時の衝撃緩和と足元の心地よさを25ミリ厚クッション材で実現。表層を柔らかい素材、下層を反発力ある素材を貼り合わせることで新しい畳の感覚をつくることができました。

芯材(3層)

グラスファイバーボードを使用。耐水性、耐薬品などに優れ、材質的に安定しており、断熱材と貼り合わせることで抜群の強度を持たせることができます。

断熱材(4層)

一般的な畳専用の断熱材です。この部分で畳の厚みを調整しております。もちろん断熱という性能で、いつでも快適な温度を保つことが出来ます。

裏面(5層)

PPを織り込んだシートで裏側の強度を上げております。



3つの特性


・転んだ時の衝撃吸収

子供や高齢者の方が転倒された時の衝撃を軽減できます。お部屋で過ごされている時に転倒による怪我が一番心配なのではないでしょうか。MORIYOSHI TATAMIではこの転んだ時の安全性に取り組み、リビングエアー構造を開発しました。表面の柔らかい緩衝材で初期の衝撃を吸収し、下層の緩衝材は体重がかかった時に衝撃を緩和できる仕組みになっております。表面が柔らかい素材なので足元の気持ち良さも実現しました。昔ながらの畳のような柔らかさで、安心して子供を遊ばせることができます。

・汚れても洗えて安心

タタミが汚れても丸洗いできるほどの防水性があります。飲み物や食べ物で汚れてしまった場合、通常の天然イ草はシミになるのが当然ですが、撥水性や汚れに強い素材の畳表でも、畳縁が汚れたり、畳の隙間に入り込んだり、拭き取りだけでの原状回復が難しい時があります。『あなん』は中性洗剤等で拭き取りができるのはもちろん、酷い状態の場合、畳を散水ホースやシャワーで直接洗い流せばキレイを持続できます。そして乾くのも早いので、汚れてしまっても安心です。

・階下への騒音トラブル軽減

歩いた時の足音を軽減できます。通常の畳は床下に響く音(ΔLL等級)で5段階の3等級程度ですが、この『あなん』では最高ランクの5等級を大きく上回っております(自社試験)ので階下への配慮ができます。子供が遊んでも階下への心配によるストレス軽減できます。


リビングエアーあなん・ラインナップ(価格は税込、古畳処分費は別途)

縁付きタタミ  Gタイプ・38500円
縁無し一畳  Gタイプ・38500円
縁無し半畳  Gタイプ・20900円